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災害が起きても食い意地は変わらない

非常食とは機能性が求められる食品です。
長期間保存ができ、道具がなくても食べられる食べ物でなければなりません。
いわゆる過酷な状況下でのサバイバル食なのです。
そこで、平時とは違うシチュエーションのために特に開発された食糧を災害時の非常食として備蓄しておく、という発想もできるでしょう。
防災の日を前に見直しておきましょう。
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星空を見ながらチューチューと宇宙食
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http://www.museumcrew.jp/html/020401.html

温めなくてよい、冷蔵保存しなくてもよい、お皿やナイフがなくても食べられる食料といえば、すぐ思い浮かぶのが宇宙食です。
宇宙開発で有名なNASAアメリカ宇宙開発局の発明がさまざまな製品に応用されているように、フリーズドライ食でも宇宙用に開発された保存食が市場で一般に販売されています。
主に宇宙開発への理解を深めるという目的で売られているものと思いますが、これを備蓄して非常食として活用することもできます。

ご存知のことと思いますが、スペースシャトルや国際宇宙ステーションなどでは無重力のためにお皿やコップを使用して食事することができません。
そのため宇宙食もそうした食器がなくても食べられるようなパッケージングがされているのです。
そうです、まさに避難所で食べる非常食としてピッタリなのです。

宇宙食にはさまざまな味が作られています。
たこやきやバニラアイス、チョコレートケーキ、ビーフカレーといった具合です。
宇宙船内も密閉されて逃げられないのでどうしても精神的な圧迫がのしかかってきます。
そういう時に、地上で食べていた懐かしい味を味わうだけで気持ちが平静になれることもあるのです。
この点も避難生活に似ています。

そうです、まさに宇宙食は災害時の非常食にうってつけなのです。


歩きながら栄養補給にいい登山食





非常食と似ている機能性食品といえば登山食です。
高山登山は危険であり、がれ場でピバークともなればガスコンロも使えないかもしれません。
岩場に固定したシュラフの中でとりあえず食べられるものを食べるなんてシチュエーションにも対応しなくてはなりません。

チューブ入りチョコは片手で食べられて便利です。
悪天候で避難を余儀なくされて止まっているわけにもいかない場合、とりあえずの栄養補給としてとても重宝するでしょう。
災害が起きるのは寒い冬場だけではありません。
猛暑の暑い夏に災害が発生することだってあるのです。

そんな時に非常食として持っていた板チョコを食べようとしてもドロドロに溶けてしまいどうしようもないのです。
しかし、このチューブ式のチョコレートならべとつかず垂れず快適に栄養補給ができるのです。
歩きながら情報収集をし、状況判断をして次の対策や行動をどうするか考えなくてはならないなら、気を使わないこんな非常食がとてもありがたく感じます。

非常食は缶詰めだ、非常食はレトルトだという固定観念はやめましょう。
宇宙食や登山食といった過酷な状況下のための食料が、非常食として役立つケースは多いのです。


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