サンマの塩焼きにそこまでこだわる理由

秋の味覚で必ず上位に入るのがサンマです。
それもそうでしょう、世界一の魚好きであり、世界一魚を食べる国民の日本人の多くがサンマが好きなのです。
それは、特に秋の訪れを感じさせる季節の風物詩になっているからともいえるでしょう。

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サンマの焼き方や食べ方の種類が多過ぎ！


サンマの一般的な食べ方は、そのまま焼いて食べる方法でしょう。
秋の味覚として紹介されるサンマの映像も、そのほとんどが焼いて食べています。
これが日本人の食べ方だといわんばかりです。
しかし、その焼き方、そして食べ方に実にこだわりがある方が多いのです。
これこそ、サンマが好きという事実を証明している証しといえます。


火の起こし方

サンマを焼くには火を起こさなければなりません。
が、そこからこだわる人はこだわります。
なんといってもいちばん伝統的で、おいしさにこだわる人が勧めるのが七輪炭火焼です。
そう、昭和の庶民の主婦が玄関先でサンマを焼いたあの方法がいちばんというのです。

たしかに炭火で焼くと遠赤外線でじっくり中まで火を通すことができ、皮はパリパリ、中味はジューシーといったグルメご推奨の方法なのです。
おいしさにこだわった人は、能登の珪藻土七輪を使って絶品に仕上げることでしょう。

もっとお手軽な焼き方は、ガスコンロの魚焼グリルを使って焼く方法です。
この方法で焼く時は、前もってグリルを熱く熱しておき、網の温度を揚げてからサンマを投入するのがお勧めです。
そうしないと、中のジューシーさが飛んでしまいかねません。

また、ガスコンロの上のフライパンでおいしく焼く方法もあります。
その際はクッキングシートを敷いて焼くと煙りもでずにしっかりと焼くことができます。


焼いたサンマに何を添えるか

おいしく焼きあがったサンマに添えたいものも、人によってこだわりがいろいろです。
ごく一般的なのは大根おろしでしょう。
脂ののった旬のサンマは、さっぱりした大根おろしと一緒に戴いてはじめて、秋が来たと実感できるものです。

また柑橘系のスダチを添えたいという人も大勢います。
醤油の代わりにポン酢でいただくのもサッパリして好評です。
酢の物が添えられていると、こってりした味とサッパリした味を交互に楽しめて豪勢ですね。


ご飯は何が合うのか

焼サンマをどんなご飯で戴くのか、ということにもこだわりが垣間見えます。
いちばん多いのはやはり白米でしょう。
それも銀シャリといえるぐらいの炊きたてのご飯、新米ならなおさらいいでしょう。

また、せっかくの秋の味覚として山の幸を一緒に炊き込んだ炊き込みご飯がいいという人もいます。
一年に一度しか味わえないぜいたくな思いをしたいからでしょう。
いずれにしてもご飯が進むこと請け合いです。

サンマに塩を振ったものを七輪で焼き、取れたての新米の炊きたて白米で戴くというのが王道であるに違いありません。
秋でなくても聞くだけでよだれが出てきそうなレシピです。


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タグ：ご飯 サンマ 味覚 秋 新米