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切り身をとるかイクラをとるか究極の秋鮭

秋の味覚の中で海の幸といえば、サンマと並んで有名なのが秋鮭です。
秋に取れるから秋鮭なのですが、ほかの鮭と何がどう違うのでしょうか。
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産卵で帰省するのが秋鮭

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http://www.uoya.co.jp/uoyasake/F12-S19.html

春に海、それも沿岸部で取れるのが時鮭といいます。
それに対して、産卵のために生まれた川に戻ってきたところを捕らえるのが秋鮭です。
産卵のためですから、メスはすでに卵をみごもっています。
そのため、秋鮭は脂が載っていないのです。
特に卵に全精力をつぎ込んでしまったメスは、脂が足りないのです。

そこで、おいしさを追求する人は、秋鮭はオスに限るとこだわります。
また、秋鮭はイクラのおいしさが際立ちます。
時鮭はどんなに脂がのっているといっても、卵を抱えていません。
それは大きな違いです。


豪快なチャンチャン焼きでいただく秋鮭

あまり脂がのっていないとはいえ、美味であることは間違いない秋鮭。
これを美味しくいただける豪快な料理があるのです。
それが「チャンチャン焼き」です。
北海道の漁師町の郷土料理として、今は全国に知られています。

秋鮭と秋の野菜をほどよく炒めた後、ホイルで蒸し焼きにし、酒や醤油で味をつけた豪快な料理です。
屋外のバーベキューなどで好んで調理されたりします。
これがまた食欲をそそるため、鮭の美味しさを堪能できる料理といえるでしょう。
大きな鉄板でコテなどをふるい、豪快に調理するのがコツです。


イクラと筋子の違い

イクラと筋子の違いをわかって使い分けている人は通です。
秋鮭のお腹の中の卵は、薄皮のような卵巣膜に包まれてひと塊になっています。
これが筋子です。
この筋子の薄皮を取り、一粒一粒にほぐしたものがイクラです。

ほぐしていない筋子が好きな人と、ほぐしてあるイクラが好きな人と分かれます。
また醤油などに漬けて味がついているものと、味をつけいてない生そのままのものもあります。
味をつけていない筋子が好きだ、という人は本当に魚卵好きといえるでしょう。
生臭さなど気にせず、魚臭いほうがおいしいといってバクバク食べてしまうのです。


海鮮親子丼も実に美味しい

普通「親子丼」といえば、鶏肉を卵とじにしてご飯に載せたレシピです。
しかし、この鶏肉を鮭の切り身に、卵をイクラに代えて作られるのが海鮮親子丼。
この両者がまた実にマッチしていておいしいドンブリとなっているのです。

考えてみれば、親も子ももろとも食ってしまうぞ!という恐ろしいネーミングが親子丼だともいえます。
可能性は低いとしても、一匹のメスの秋鮭から取れた切り身とイクラが同じドンブリに盛られている可能性もあり、人間にとっ捕まったあげくの果てが親子ともども当時に人の口に入るという悲しげな結末となっているかもしれないのです。
それでもおいしい!といってしまう人間の罪深さをどう捕らえるかは人それぞれでしょう。


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タグ:味覚
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